同棲の家賃が高すぎる人必見!賢い物件選びと費用を抑えるコツ
同棲を始めてから、毎月の家賃負担が重くて生活が苦しいと感じていませんか。家賃が高すぎると貯金ができないだけでなく、日々の生活費にも余裕がなくなってしまいます。
この記事では、同棲カップルにとって無理のない家賃の考えかたから、費用を抑えるための物件選びやエリア選定のコツ、さらに活用できる制度や支援まで、具体的な方法をわかりやすく紹介します。
同棲の適正な家賃目安
同棲の家賃は、ふたり合わせた手取り収入の3分の1以内に抑えるのが基本的な目安とされています。たとえば、ふたりの手取り合計が月40万円なら、家賃は13万円程度までが理想です。この目安を守ることで、生活費や貯金、趣味や交際費にもバランスよくお金を回すことができます。
手取り収入とは、給与から税金や社会保険料を引いた実際に受け取れる金額のことです。額面の給与で計算してしまうと、実際の支払い能力よりも高い家賃を設定してしまうことになるので注意しましょう。生活費全体のバランスを考えて、無理のない家賃設定をすることが大切です。
また予算を設定するうえで、毎月の生活費を先に計算してから家賃予算を決める方法があります。食費、光熱費、通信費、交際費、貯金、管理費、共益費、駐車場代など、必要な支出をすべてリストアップして合計し、手取り収入から引いた残りを家賃にあてるという方法です。
この方法なら、生活費が足りなくなるリスクを減らすことができます。たとえば、生活費と貯金で月20万円必要なら、手取り40万円の場合は家賃を20万円以内に抑える必要があります。実際には余裕を持たせて、家賃は15万円程度にしておくとより安心です。
高すぎる同棲の家賃を抑えるための物件選びのコツ
家賃を抑えるには、物件選びやエリア選定の工夫が欠かせません。人気エリアにこだわらず、条件を見直すことで、同じ予算でもより広くて快適な物件を見つけることができます。ここでは、家賃を抑えるための具体的なポイントを紹介します。
人気エリアを避ける
都心や駅近の人気エリアは家賃が高くなりがちなので、少し離れた周辺エリアを検討することで家賃を大きく抑えられます。たとえば、都心まで電車で15分から20分ほどの場所なら、家賃が数万円安くなることも珍しくありません。
また、急行が停まらない駅や、各駅停車のみの駅周辺も狙い目です。利便性が少し落ちる分、家賃は手頃になります。通勤時間が多少長くなっても、家賃負担が減って生活に余裕ができるなら、十分に検討する価値があります。
駅から徒歩10分以上の物件を探す
駅から徒歩10分以上離れた物件は、駅近物件に比べて家賃が安くなる傾向があります。徒歩15分程度なら自転車を使えば5分ほどで駅に着けるため、実際の不便さはそれほど大きくありません。
駅から少し離れた場所は、静かで落ち着いた住環境であることも多く、生活しやすいというメリットもあります。物件検索の際は、駅徒歩の条件を広げて探してみると、思わぬ掘り出し物件が見つかることもあります。
築年数や設備の条件を見直す
築年数が古い物件や、設備がシンプルな物件は、新築や高機能設備付きの物件に比べて家賃が安くなります。築20年以上でも、リフォーム済みで内装がきれいな物件は多くあります。
また、オートロックや宅配ボックスなどの設備にこだわらなければ、さらに選択肢が広がります。必要な設備と妥協できる設備を整理して、優先順位をつけて物件を探すことが大切です。
間取りや広さを柔軟に考える
同棲だからといって必ず2LDKや2DKが必要というわけではありません。1LDKや広めの1DKでも、ふたりで暮らすには十分な広さがあります。間取りを1ランク下げるだけで、家賃を1万円から3万円ほど抑えられることもあります。
リビングを広く使って、寝室は寝るだけのスペースと割り切れば、コンパクトな間取りでも快適に過ごせます。生活スタイルに合わせて、柔軟に間取りを選ぶことが家賃節約のポイントです。
穴場エリアや再開発前のエリアを狙う
あまり知られていない穴場エリアや、これから再開発が予定されているエリアは、家賃が比較的安いことがあります。再開発前なら家賃が安く、将来的に利便性が向上する可能性もあるため、狙い目です。
地元の不動産会社に相談すると、このような情報を教えてもらえることもあります。インターネットだけでなく、実際に足を運んで情報を集めることも、良い物件を見つけるコツです。
高すぎる同棲の家賃負担を減らす方法
家賃負担を減らすために、会社の住宅手当や自治体の家賃補助、公的支援制度を活用できることがあります。これらの制度をうまく使えば、毎月の家賃負担を大きく軽減できます。ここでは、活用できる制度とその申請方法について説明します。
会社の住宅手当や家賃補助制度を確認する
勤務先に住宅手当や家賃補助の制度がある場合は、積極的に活用しましょう。企業によっては、月1万円から3万円程度の手当が支給されることがあります。手当の有無や条件は会社の就業規則や福利厚生制度に記載されているので、一度確認してみてください。
住宅手当を受けるには、賃貸契約書のコピーや住民票などの書類提出が必要なことが多いです。申請手続きを忘れずに行い、毎月の家賃負担を軽くしましょう。
自治体の家賃補助制度や新婚世帯向け支援を調べる
自治体によっては、若年夫婦や新婚世帯向けに家賃補助を行っている場合があります。結婚して一定期間内のカップルが対象で、月1万円から数万円の補助が受けられることがあります。
ただし、これらの制度は入籍していることが条件であることが多いため、事実婚や同棲のみの場合は対象外となることがあります。自治体のウェブサイトや窓口で詳細を確認し、対象になる場合は必ず申請しましょう。
収入差があるときは家賃の負担割合を調整する
ふたりの収入に差がある場合は、家賃負担の割合を柔軟に調整することが大切です。たとえば、一方が月収30万円、もう一方が月収20万円なら、3対2の割合で家賃を分担するといった方法があります。
完全に折半するのではなく、収入に応じた負担にすることで、どちらか一方だけが苦しい思いをすることを避けられます。また、家賃は折半にして、その他の生活費を収入に応じて分担するという方法もあります。大切なのは、ふたりが納得できる形でルールを決めることです。
生活が苦しいときは公的支援制度を検討する
家賃が高すぎて生活費が足りない、貯金を切り崩している状態が続いているという場合は、公的支援制度の利用を検討してください。生活困窮者自立支援制度では、住居確保給付金など家賃支援を受けられる場合があります。
この制度は、離職や収入減少で家賃が払えなくなったかたを対象にしています。市区町村の福祉窓口や社会福祉協議会で相談できるので、困ったときは早めに相談することが大切です。
家賃が高すぎる場合の住み替えの判断基準
現在の家賃が高すぎて生活が苦しい場合、引越しや住み替えを検討することも選択肢のひとつです。しかし、引越しにはコストや手間がかかるため、タイミングや判断基準をしっかり考える必要があります。ここでは、引越しを決断する際のポイントを解説します。
家賃が手取りの3分の1を超えているか確認する
まず、現在の家賃がふたりの手取り収入の3分の1を超えているかどうかを確認しましょう。超えている場合は、家計を圧迫している可能性が高いため、住み替えを検討する価値があります。
特に、貯金ができない、毎月赤字になる、生活費を切り詰めても苦しいという状況なら、早めに行動することが大切です。家賃負担を減らすことで、生活の質を大きく改善できます。
引越し費用と家賃差額を比較する
引越しを決める前に、引越しにかかる費用と、家賃を下げることで得られる節約額を比較しましょう。たとえば、引越し費用が30万円かかり、家賃が月3万円下がるなら、10か月で元が取れる計算になります。
長期的に見て引越ししたほうが得なのか、それとも今の物件に住み続けたほうが良いのかを、数字で冷静に判断することが大切です。引越しのタイミングは、契約更新のタイミングに合わせると違約金などの負担を減らせます。
ライフスタイルや将来の予定を考慮する
引越しを考えるときは、今後のライフスタイルや将来の予定も考慮しましょう。たとえば、結婚や出産を控えている、転職の予定があるといった場合は、それに合わせて住まいを選ぶことが重要です。
また、リモートワークが中心なら駅から離れた物件でも問題ないですし、通勤が必要なら通勤時間を優先するなど、生活スタイルに合った選択をすることが、長く快適に暮らすコツです。
同棲の家賃や生活費などの家計管理のポイント
同棲生活では、家賃だけでなく、生活費全体をどう分担するかが重要です。お金の問題は後々トラブルになりやすいため、最初にしっかりルールを決めておくことが大切です。ここでは、家賃や生活費の分担方法と、家計管理のコツを紹介します。
共通口座を作って家計を管理する
共通の銀行口座を作って、毎月決まった金額をふたりで入金し、そこから家賃や生活費を支払う方法は、家計管理がしやすくおすすめです。お金の流れが明確になり、どちらがいくら負担しているかが一目でわかります。
共通口座を作る際は、どちらか一方の名義にするのではなく、ネット銀行などで管理しやすい口座を選ぶと便利です。定期的に残高や支出を確認し、ふたりでお金の使いかたを見直す習慣をつけましょう。
家計簿アプリを活用して支出を見える化する
家計簿アプリを使えば、毎月の支出を簡単に記録・管理できます。ふたりで同じアプリを使って共有すれば、お互いの支出状況を把握でき、無駄遣いを防ぐことができます。
アプリによっては、カテゴリごとに予算を設定して、使いすぎを通知してくれる機能もあります。家計管理が苦手なかたでも、アプリを使えば簡単に続けられるので、ぜひ活用してみてください。
定期的にお金の話し合いをする
お金のことは話しづらいと感じるかもしれませんが、定期的に話し合うことがトラブルを防ぐために大切です。月に1回、家計の見直しや貯金の状況を確認する時間を作りましょう。
話し合いのときは、相手を責めるのではなく、ふたりで協力して改善する姿勢を持つことが大切です。お金の価値観を共有し、将来の目標に向けて一緒に頑張る気持ちを持つことで、より良い関係を築けます。
トラブルを避けるためのルールを作る
お金に関するトラブルを避けるためには、最初にしっかりルールを決めておくことが重要です。家賃や生活費の負担割合、個人の買い物と共通の買い物の区別、万が一同棲を解消したときの取り決めなどを、文書に残しておくと安心です。
ルールは一度決めたら終わりではなく、生活状況や収入の変化に応じて柔軟に見直すことも大切です。お互いが納得できる形で、無理なく続けられるルールを作りましょう。
まとめ
同棲の家賃が高すぎると感じたら、まずはふたりの手取り収入の3分の1以内を目安に、適正な家賃を見直すことから始めましょう。
また、会社の住宅手当や自治体の家賃補助制度を活用すれば、毎月の負担をさらに軽減できます。
家賃負担が重すぎる場合は、引越しや住み替えも視野に入れて、長期的に無理なく暮らせる選択をしてください。この記事で紹介した方法を実践して、快適で安心な同棲生活を送りましょう。
監修者情報
片山 正吾 株式会社しるし堂代表取締役/スマイミツ主宰 宅地建物取引士の専門知識を活かし、探した住まいにお得に住める、住まいのアイミツ「スマイミツ」を全国展開中。 |